ごあいさつ
平成30年5月
大村 進
平成30年5月の総会において東京不動産鑑定士会会長のご指名を頂きました 大村 進 です。よろしくお願いいたします。
今から40年前の昭和48年2月、東京不動産鑑定士会は多数の不動産鑑定士が結集して設立され諸先輩の並々ならぬご努力で今日まで歴史有る会として発展してきました。
政策提言委員会による提言や研修委員会による研修も強化され、会が発展を続ける中で、公正中立な立場にある多勢の不動産鑑定士を抱える専門家集団としての総合的能力と信用により金融機関やゼネコンからも一括大量の評価を依頼されるに至り、会員有志により平成13年10月に法人格を有する実務処理機関として「株式会社東京不動産鑑定機構」が設立されました。
それ以降は鑑定士会と鑑定機構は車の両輪として相互に補完しながら発展を続けて現在に至っています。
当士会の特色・特徴は会則にもあるように親睦と研鑚、相互扶助です。そしてこれらは会員の尊いボランティア精神によって支えられています。
仕事を目的として同業者が集まる組合などとは本質的に異なり、「心のつながり」を大切にする会です。
仲間としての個人個人を尊重し、みんなで研究し、また同じ悩みをもつ者を助け合い、若い人も年輩者も遠慮なく自由闊達な議論ができる会としてお互い切磋琢磨し、個人としても会としても内部充実をより深め、明るい未来に向かって邁進していきましょう。